現実の世の中にも欲しいSPAM POISON的なしくみ

仕事が忙しくて、こっちのほう休んでました。すみません。

さて、最近見つけたWebツールでこんなのがありました。

Spam Poison

昨今、ホームページ上に自分のメールアドレスを公開しようものなら、あっという間に悪意のメールアドレス収集のためのBOTがそれを収集して、続々とスパムメールが送られてくるようになります。私もそうですが、多くの人はメールアドレスに全角文字やら余計な記号を入れて、それらに自動収集されないようにしているでしょう。しかし、このパーツを貼っておくと、BOTは無限ループの中に取り込まれ、偽のメール・アドレスを教え込まれて迷惑メール者のデータ・ベースに大量の使い物にならないアドレスを送り続け、役に立たないデータ・ベースにしてしまうということです。効果の程は分かりませんが、貼っておいて損はなさそうなのでGMブログの方に貼ってあります(はてなでは貼れるかどうか不明)。

しかし、これって悪意のメールアドレス収集者にしてみれば、あるところにいきなり落とし穴が落ちているという感じですよね。もし本当にこのツールが効果があって、そこに引っかかったメアド収集BOTを無効化してしまうだけの力があるのだったら、もっと広まってほしいものです。ただあまり広まると、それの回避手段を考えてくるでしょうけど。


だけのこの仕組み、現実世界でも使えないでしょうか。
最近ではよく個人情報が流出して(別にファイル交換とかじゃなくて、名簿が売られるとかも)、詐欺やキャッチセールス、勧誘電話に使われるといいます。それはそういった個人情報が役に立つものの塊だから使われるのですよね。なら名簿が流れている段階でハズレの情報、つまり実際は嘘の情報をわざと大量に市場に流し、それの効力をなくすという方法をとれれば、本来迷惑行為の役に立っていた個人情報は大量の嘘情報に紛れて、たどりつきにくくなるのではないでしょうか。例えば電話を使ったセールスやオレオレ詐欺でも、本当の情報を探すのにかなり時間の無駄になりますよね。つまり木を森の中に隠してしまうような感じ。

ただ、これはメールアドレスと違って電話番号の数が限られている以上、本当にかかってしまう可能性もありあまり効果的ではないかもしれません。ならば、こんな方法はどうでしょう。わざとそれを取り締まることのできる機関(の職員)への電話番号(もちろん名前などは偽物)を放流して、それで繋がったら操作して取り締まるように出来るという、トラップを仕掛けておくとか。これだとトラップを恐れて迷惑電話、犯罪電話はぐっと減るかもしれません。日テレの特番にイマイシリーズってのがあったけど、ああいった人間にかけてしまった感じとかを国家権力でやる感じ。

そういえば都市伝説で、オレオレ詐欺をしていたら極道の幹部を引っかけてしまって、そいつらはえらい目にあった挙句、アガリとノウハウを全部もってかれたという話がありますけど、そんな感じかな?(違うか)。ちなみに政治家の家族とか芸能人(たしか森山良子)にかかってきたというのは、本当にあった話だそうで。

しかし、問題はそれを取り締まる法律もそれを実行できる機関も現在の日本にはないのですよね。消費者センターも生憎全然法的拘束力がないですし、警察もその段階では介入できませんし。でも、実際に被害が出ている昨今、このくらいのことをやってくれてもいいような気はします(もちろんいろいろ検討する必要はあるでしょうが)。

なんか今、福田総理が消費者省を検討していますが、そこで上のような仕組みが作れれば、悪徳セールスや迷惑電話が減っていいなあとは思います*1

まあでも、最初SPAM POISONの話でも書きましたが、それもあまり広まると、悪徳業者も新たな回避手段を模索してくるんだろうなあ……まあそんないたちごっこでも、ほっとくよりは被害は減るでしょうから。

*1:でもなんだか今の段階では消費者省自体が腰砕けになりそうなのがどうも……