空中の杜

旧名「空気を読まない中杜カズサ」。

マンガ

何でマンガの担当編集者はころころ入れ替わるのか

このようなエントリーがありました。■担当編集者の意味のない交代たしかに、マンガの編集者、とりわけメジャー週刊漫画誌の編集者はかなり入れ替わっているような感じがします。漫画を読んでいても、楽屋ネタでは替わっている場合がよくありますしね。さて、…

『スレイヤーズ』のリナ=インバースの胸が見た目別に小さくない理由

『スレイヤーズ』というライトノベル小説があるのをご存じの方は、それなりにいらっしゃると思います。何せ、まだライトノベルというものが認知されて間もない時期の作品であるにもかかわらず、相当の人気が出て、且つ何度もテレビアニメ化&アニメ映画化さ…

マンガ雑誌の売り上げ減少はコンビニに大きな影響を与えるか

出版不況でマンガ雑誌の売り上げが減少しているが、それはマンガ雑誌を売るコンビニにも影響を与えるか。

掲載誌休刊によって複数の雑誌を渡り歩いたマンガいろいろ

掲載している雑誌が休刊して、複数の雑誌を渡り歩いたマンガいろいろ。

マンガ雑誌の売り上げを減少させた一因と思われる通勤・通学スタイルの変化

昔の通勤通学には新聞や雑誌が必須だったが、その通勤通学環境の変化がマンガ雑誌の売り上げを減少させた一因になったのではないか。

下請けに負担をかける構造がマンガ界やゲーム界にも波及していると思う話

今週はあまりにも大きな話題が多すぎて混乱していますが、そのうちの雷句誠先生の訴訟。■「金色のガッシュ!」作者・雷句がサンデー編集部の裏話を暴露…編集者らを実名挙げ痛烈批判 ■参考:あのニュースを簡潔に・・・できませんでした(謝) これについて、業…

マンガ単行本の紙質は悪くなってゆく宿命なのか

先日、とあるA5サイズのマンガ単行本を買ったのですが(名前は伏せておきます)、それを明けた途端妙な違和感が。正体はすぐにわかりました。紙に微妙に色がついているのですよね。新品なので、一瞬保存状態が悪くて日焼けしたのかと思いましたが、触ってみ…

パロディに頼りすぎない良質なパロディ多用マンガ『ふおんコネクト!』

『まんがタイムきらら』で連載されている『ふおんコネクト』の2巻が発売されました。 さて、このマンガ、まんがタイムきららで連載されているもので、かなり独特な存在感があります。一番目立つのはさまざまなもののパロディでしょうね。 ざら『ふおんコネク…

マンガの第2弾モノは本当にコケるのか

『サルまん2.0』が連載中止となってしまったようです。■「サルまん2.0」突然の連載終了!作者自ら失敗談を語る!!これにつきましてはいろいろ思うところがあるのですが、原作者の竹熊さんのブログ『たけくまメモ』において、そのうちコメントがあるみた…

志村貴子『どうにかなる日々』における無駄を廃した自然な二人の世界

『どうにかなる日々』を買ってみました。 このマンガ、太田出版の隔月刊マンガ『マンガ・エロティクスF』に連載されていました(オムニバスだから、また短編溜まれば出るのかな??)。[asin:477832062X:detail]

マンガ雑誌の対象年齢の概念というものが薄くなってきているのではないか

昨日『ヤングサンデーは何故部数が低迷したのか、マンガ雑誌の連携という点から考えてみる』を書いていて、途中で思ったことから。昨日は「ヤングサンデーが衰退したのは、マガジンやジャンプと比べて少年誌(少年サンデー)との連携性が薄く、読者の移行が…

ヤングサンデーは何故部数が低迷したのか、マンガ雑誌の連携という点から考えてみる

今日は昨日途中まで書いていたのに、寝オチしてしまったものを。■<ヤングサンデー>小学館「休刊を検討」 Dr.コトー、クロサギが人気(毎日新聞) ※リンク切れ創刊20年と、歴史はあるものの、ヤングマンガ誌では昔から『ヤングジャンプ』、『ヤングマガジン…

同人から商業連載となった作品『BLOOD ALONE』5巻発売

電撃大王で連載されている『BLOOD ALONE』の5巻が発売となりました。BLOOD ALONE(5) (電撃コミックス)作者:高野 真之アスキー・メディアワークスAmazon4巻から引き続いて、ミサキとクロエの過去編。それと新キャラ(キーパーソン?)「伯爵」登場。なんだか…

百合マンガのルーツは『魁!!男塾』ではないかと思った話

最近、作品内がほとんど女性のキャラばっかりが登場して、男性が多くの場合排除されているというマンガが増えていますね。例えば『ひだまりスケッチ』『トリコロ』などですね。それらはたま〜に男性キャラが出ることはあれど、作品のほとんどはその女性達の…

ハーレムマンガは意外とストーリー的ハンデを抱えているように思う話

最近はマニア系のマンガ雑誌のみならず、少年誌などでも『ハーレムマンガ』といわれるものがわりと多くなってきました。作者として意図しているかにかかわらず、主人公がいて、女の子に囲まれるタイプのマンガはそう言われることが多いですね。 さて、これら…

1993年の『アフタヌーン』について語ってみる

最近に始まったことではありませんが、最近コミック雑誌が分厚くなっていますね。電撃大王でも600ページはありますし、少年ガンガンに至っては、1000ページを越えることもあるみたいです。しかし、昔から分厚かったコロコロコミックも含めて意外と軽いのです…

萌え系四コマ漫画の中では少し異色かもしれない青春恋愛マンガ『HR ほ〜む・る〜む』完結

先日、まんがタイムきららキャラットのほうでも連載を終了した、長月みそかさんの『HR ほ〜む・る〜む』の最終巻が発売されました。HR ‾ほーむ・るーむ‾ (2) (まんがタイムKRコミックス)作者:長月 みそか芳文社Amazonこの作品、絵柄こそはまさに萌え系四コ…

「やけに日本人っぽい外国人女の子」の時代?『ほほかベーカリー』

先日マンガをそれなりに買い込んできたのですが、今回お気に入りだったのかこれ。

『眼鏡なカノジョ』と犬上すくねマンガ、その眼鏡への愛

本屋に置いてあったので買っていた、『眼鏡なカノジョ』をやっと読みました。眼鏡なカノジョ (Flex Comix)作者:TOBIソフトバンククリエイティブAmazon 一部で話題なっていたので、ご存じの方もおられるかもしれませんが、眼鏡のヒロイン達がおりなす、純愛オ…

新キャラが暴れまくりの『GA 芸術科アートデザインクラス』2巻発売

本日は、『まんがタイムきららキャラット』の発売日です。コンビニで買うには表紙がちょいとピンクピンクして恥ずかしいのは置いておくとして。そして、まんがタイムきららキャラットの人気漫画『GA 芸術科アートデザインクラス』の2巻も本日発売になりま…

久々に復活の夜麻みゆきマンガ『トリフィルファンタジア』は穏やか&かわいいファンタジー

以前、『夜麻みゆき復活!ということで、夜麻作品を振り返ってみる - 空気を読まない中杜カズサ』でお伝えしたように、18日発売の『Gファンタジー』にて夜麻みゆきさんが久々の復活です。■Gファンタジーオフィシャルサイトということで、本当に久しぶりに…

唐沢なをき調の一風変わった健康系レポマンガ『けんこう仮面』

今日は目に入ったので思わず買ってしまったものを。タイトルは『けんこう仮面』。

夜麻みゆき復活!ということで、夜麻作品を振り返ってみる

こんなニュースが。■夜麻みゆき、4年の沈黙を破って月刊Gファンタジーで執筆再開このニュース自体にも驚きですが、その直前にゲームミュージックなブログの方でドラクエ4コマ作家の行方についてのものを書いていたので(『ドラクエ4コマの思い出』)さらに驚…

マンガ単行本のカバー下文化

数年ぶりに『朝霧の巫女』の最新巻が発売されます。朝霧の巫女 5 (ヤングキングコミックス)作者:宇河 弘樹少年画報社Amazonさて、このマンガの本編の内容はもう様々なブログやサイトでで扱いされ尽くしていると思うので、ここではちょっと捻って『仁義なき裸…

暗さゼロのオタクサークルマンガ、『CIRCLEさーくる』

『オタクサークルマンガ』という言葉。それとしてあるかどうかはわかりませんが、なんとなくそれのイメージは思い浮かぶ方は多いでしょう。 でもって、一番最初に思い浮かぶのはやはり『げんしけん』ではないでしょうか(ちなみに知人がオタクサークル作品の…

マンガ雑誌の広告収入と、普通のマンガ単行本と4コマ漫画単行本の違いの話

さて、昨日いきなりブレーカーが落ちて消えてしまったものをもう一度書きます。先日、『コミック・ガンボ』が廃刊した理由の一つに、「広告収入が入らなかった」というのがありましたが、事実、現在のコミック雑誌の大半においては、広告がつくことが当たり…

とらのあな発行『とらだよ。』の情報誌としてかなり満たされている条件

『GA 芸術科アートデザインクラス』というマンガをご存じでしょうか。[asin:4832275933:detail]これは『まんがタイムきららキャラット』に連載されている4コママンガで、タイトルのように高校芸術科を舞台にして、そこに通う生徒達の楽しそうな学園生活を…

『コミックガンボ』の敗因を考えてみる

無料のマンガ雑誌として話題になった『コミックガンボ』が休刊のようです。それと同時に発行元も業務停止みたいです。■コミック・ガンボ:休刊へ “世界初の無料マンガ誌”1年で幕■コミック・ガンボ:発行元のデジマが事業停止 負債総額2億円そういえば同じ頃…

幼なじみ作品好き好き度チェッカーみたいなもの(マンガ・アニメ版)

先日『幼なじみがメインヒロインになりやすい理由』ってのを書きましたが、なんか思っていたより幼なじみシチュエーションが好きな人が多そうな感触を受けました。まあ王道だからってのもあると思いますが。正直ツンデレやらヤンデレみたいに目立つものでは…

ほのぼのツンデレ学園コメディ『あっちこっち』

以前『萌え系4コマの需要とまんがタイムきらら』で書きましたが、最近こういった4コマ系マンガをちょくちょく買って、仕事の合間の息抜きとか、練る前とかに見ています。でもって最近面白かったのはこの『あっちこっち』。