「ブログで稼ぐ」が絶えないのは失敗事例が隠れるからではないか

昨今、はてなブックマークを見ると「ブログで稼ぐ」系のエントリーを見ない日はない感じです。

そんな中、以下のような記事がありました。

「ブログで稼ぐ方法」や「ブログの収益性を上げる方法」について語る人は多いのに、「なぜブログなのか」「どうしてブログで稼がなけばならないのか」について語る人が見当たらないのが不思議でならない。「自分の経験に付加価値をつけたい」「価値を共有したい」「セルフブランディング」などと理由めいたものを並べている人もいるけれどお金を...

ブログで稼げるのは独自性と専門性を持ったごくごく一部の人だけで、何の実績もない人、誰でも真似できるスキルだけの人が近未来のうちに滅びるのは目に見えている。

これには私も同意で、「ブログで稼ぐ」というのは非常に困難だと思いますし、そのスキルがあればほかの方法で稼ぐことは十分可能だと思われます(ちなみにここで言う「ブログで稼ぐ」は、お小遣い程度という意味ではなく、それ専門で食っていくという位のレベルとします。お小遣い程度ならまあ自由時間を費やせば可能ですし)。

ですが、何故後を絶たないかというのを考えてみると、そもそも「ブログで稼げない」ということを実感していないのでは、という考えが思いつきました。

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非常に更新停止が多いブログ

「ブログで稼ぐ」というのは別に今始まったことではなく、もうかなり前から言われていたり、試みななされていたりしています。ちょっと前なら「ブログでごはん」とかでしょうか。

しかしながら、それで成功した例というのははっきり言ってごくわずかです。多くの場合消滅、更新停止などでフェードアウトしています。そもそも、儲けとか関係なくても3年以上続いているブログが圧倒的に減るのは前にも書いた通り。

そういえばバイラルメディアというのが一時期乱立していましたが、2014年でもこのような感じみたいです。

2014年ごろ、ネットの世界ではTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで"バズ"を巻き起こし、トラフィックを稼ぐ「バイラルメディア」が乱立しました。短い動画や写真でユーザーの感情に訴えかけ、PVを荒稼ぎすることには成功しましたが、一方で運営側の希薄な著作権意

観測範囲の35のサイト中継続しているのでさえ8つのみ。ここの観測範囲ではないところになると、どのくらい更新停止もしくは消滅しているのでしょうか。

消えたり更新停止したサイトの実態は見えにくい

しかし、ネットにおけるこういった消滅したサイト、消えたサイトというのは非常に確認がとりづらいのです。

しょっちゅう通っていたようなサイトならともかく、普段見ていないのに更新停止しているサイトにわざわざ行く機会というのは少ないです。RSSリーダーでも浮き上がってきませんし、はてブでも当然出てきません。さらに更新していないサイトは検索結果でもどんどん下になってしまう傾向がありますから、余計発見しにくくなります。

しかし、前に書いたようにTwitterの昔のフォロワーからのリンクを見たり、ブラウザやはてブでの昔のブックマークを見直してリンクしたり、レアな検索単語で当該ページに行ったりしてみると、消えていたり更新停止状態になっていることが多々あります。何度FC2の一ヶ月更新停止していると出る広告を見たことやら(それ以前のだとInfoseek楽天に飛ばされたり)。

更新停止状態のTwitterフォロワーを見返して思ったこと
私がTwitterを使い始めたのは2007年の末。はてなや個人ニュースサイト界隈で新しいWebサービスとして有名になっていたので、試しに使って見ようと思ったのがきっかけだったと思います。当時はmixiが全盛でしたが、それに対する不満(主に仕事関係で1アカウントとっていたけどそれ以上とれなかったこと)が大きかったことも大きかったです。ちなみに最初の頃はそのmixiでのマイミク申請の感覚が残っていたせいで、けっこうフォローをするのでもちょっと緊張感がありました。  geralt | Pixabay

ネットを通常使用していると、どうしても最新の情報に触れる機会の方が多く、昔の情報は埋もれてしまう傾向にあります。となると、このように更新停止もしくは消滅したブログというのは目にする機会がかなり少なくなります。能動的に見に行こうとすれば話は別ですが、わざわざそんなところに行く人のほうが少なそうですし。

それ故に、最近ネットを見るようになった人、とりわけ実年齢が若い人の場合「ブログで稼ぐ」と言って失敗したとてつもなく多くの例を見る機会自体がないのでは、と思うのです。

しかしインターネットを長年やっていると、そのような興亡ははもういくらでも見てしまっているわけです。それこそ2chまとめからテキストサイト、個人ニュースサイトまで。そこで意識の違いが生じているのではないでしょうか。

巡回して確認してみよう

とりあえず、どれだけブログで稼ごうとしている人が昔からいたのか、そしてどれだけ更新停止しているのかというのは、一例として「ブログ 稼ぐ リンク集」などで検索して、トップだけではなく数ページ下のところまで見ていってください(他の単似たような単語でももちろんいいですけど)。そこにあるリンク集から同じようなサイトに行って確認するのもよいでしょう。3年、いや2年持っていればいいほうだと思うので。

あと余談だけど、この手のブログってフォーマットが同じなのですよね。誰かが雛型だけ売ってたのではないかと思ってしまうのですが。

「ブログ稼ぐ」ことそのものではなく、周囲にある危険性

とはいえ「ブログで稼ぐ」という試みだけならば別にいいと思うのです。たとえそれが徒労で終わったとしてもそういう経験もアリですし、そこから何か繋がることもありますし、成功することもあるわけで(まあそれこそ「業」と大差なくなると思いますが)。

ただ、怖いのはそれに依存してしまって、収入手段が途絶えてしまうこと。かつての増田文学の「ソンジャーネーに花束を」の如く。

-ぼくはチャーリイ。みんなからは"社畜らしい社畜"って呼ばれている。でも、良いんだ。ちゃんと働いてお金をもらってるし、みんな喜んでくれて…

それとさらに悪いのは、そこでうまくいかないからといって変な情報商材やら妙な勧誘に手を出してしまい、金を失ってしまうことです。たとえば「○○に載せてリンク張るから○○万円払って」的なもの。これらの多くは詐欺です。何故ならリンク売買行為はSEOにおいてペナルティを喰らう一番の要因ですから。

つまるところ「ブログで稼ぐ」という試みをするのならば、それが失敗しても大丈夫なように必ず収入的ライフラインを確保し、且つ絶対にそれに金を費やしてはいけないということを言っておきたいと思います。

ここ2回ほど、ブログ互助会の性質やそれの持つ危険性ことについて書きました。 (リダイレクト2) そして前回のラ…

ま、そもそもブログでそんな都合良く稼げてるならもっと昔からやってる自分らがとっくに手を出しているわなと本音を漏らしつつ今日はこれまで。

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