次回参院選の東京選挙区に乙武氏が参戦するとどうなるか

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※この文章は2016年3月18日、すなわち乙武氏の週刊文春の報道及び出馬辞退発言前に書かれたものです。

最近、次回参院選に乙武洋匡氏が自民党の候補として出馬するという報道があちこちからなされています。

それに対して今週発売の週刊新潮において、「『平成28年夏の第24回参議院議員通常選挙において、東京都選挙区又は比例区のいずれかより、日本を元気にする会の公認候補として出馬することをここに誓います』と約束したうえ、誓約書に署名した」という記事が掲載されており、元気の松田代表もその存在を認めています。

実際、昨年12月の東スポの記事においてはこの誓約書を掴んでいたのか、元気から出馬という感じの記事で書かれいてたのを思い出します。→「五体不満足」の乙武洋匡氏 参院選出馬へ

まだ本人の口から出馬表明が出された訳ではないので確定ではないですが、動向に注目です。

それには、乙武氏が出馬するといわれている候補の東京選挙区がかなり注目することになるからです。

仮に乙武氏が東京選挙区で自民党から出るなら

報道では乙武氏が自民党から出馬した場合、比例代表か東京選挙区が有力とされていますが、昨今の報道では東京選挙区が有力を見受けられます。

しかしそうなると、いろいろ妙味部会点があるのです。

まず6年前(今回任期切れ)の選挙戦での勢力図(東京都選挙区 – Wikipediaより)。

蓮舫 42 民主党 1,710,734票 28.1%
竹谷とし子 40 公明党 806,862票 13.2%
中川雅治 63 自由民主党 711,171票 11.7%
小川敏夫 62 民主党 696,672票 11.4%
松田公太 41 みんなの党 656,029票 10.8%
小池晃 50 日本共産党 552,187票 9.1%
東海由紀子 42 自由民主党 299,343票 4.9%
山田宏 52 日本創新党 200,692票 3.3%

ここでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、次回改選で元気の代表松田氏がここの選挙区になるわけです。つまり乙武氏が自民から出て、松田氏も変わらなかった場合、直接対決となってしまうわけです。

前回のこの選挙区の議席は5でしたが、今回から6になるのが大きいでしょう。すなわち1議席に甘んじていた自民党は知名度の高い人をもってきてなんとしてももう1議席をとりたいわけですね。そのために乙武氏を獲得して、東京選挙区にあてがう予定と見られます(街中のポスターの具合から見ると、中川氏撤退ということはなさそうですし)。

6つの議席を誰(どの党)が取るか

まず公明は確実に一人で固めてくるのでほぼ崩れることはないでしょう。しかし民主、これは党内の有名人二人なので何としても当選させたいでしょうが、前回(2013年)の同選挙区で二人擁立させた挙句どちらも落とすとう大ポカをやらかしているので、今回同じようなことが起こる警戒感は強いと思われます。他党との連携も含めてそのへんの折り合いが重要になるでしょう。

元気の松田代表にとっても選挙区、そして共産党にとっても選挙区議席が取れそうな数少ない区ですから、擁立を見送るとは思えません(ただし小池氏は2013年の参院選に当選しているので別の人になるはず)。つまり共闘状態であっても野党も譲れないわけです。このあたりどうなるかが見物です。

そうなると有力候補だけ見ても自民2、公明1、民主2、共産1、元気1と1議席あぶれてしまいます。おそらくここは激戦となるでしょう(場合によっては公明でさえ安定しないくらい)。

しかし、乙武氏を擁立した自民党も安泰というわけではありません。というのは前回2013年に民主党がしでかしたように「票の食い合い」が起きる可能性もゼロではないからです。両方落選というのは考えにくいですが、知名度が圧倒的にある乙武氏が自民の票を吸ってしまい(しかも公明が出ているので公明票は期待出来ない)、その反動で現職落ち、という可能性もないではないのです。

実際前回(2013年)の参院選では自民党は知名度の高い丸山珠代議員がトップ当選でしたが、もうひとりの武見議員は5位、しかも民主党の分裂に救われた形になっていたわけで。

たぶん浮動票を乙武氏、固定票を中川氏に配分する戦略に出るでしょうけど、思ったほど乙武氏に票が集まらなかった場合、その配分が失敗した場合、2人擁立時の悪夢もあり得ます(前者の場合はたぶんこの松田氏とのことがいろいろ出てくる可能性もありますし)。

さてどうなるか

つまり議席も増えてまあ鉄板だったろうという選挙区に乙武氏が入ってきた場合、かなり分からない、誰が落ちても不思議ではない状態になってくると言えます。

ただ、現時点では出馬表明も行っていないし各党の候補者も出そろっていない推測の段階です。それに8人目の有力者が出てくる可能性も十分あり得ますし。前回の山本太郎氏もそうでしたから。

地元の選挙区でもあるので、今後注目したいと思います。

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