Windows10をAmazonやネットショップで買う時は注意が必要という話

 

本日(2015年7月29日)、いよいよWindowsがリリースとなりました。

ちなみに今回DSP版の販売では、Windows8時代には認められていた単品販売がなくなり、バンドル版のみの販売となるようです。

akiba-pc.watch.impress.co.jp

そして、Windows7までの定番であったフロッピーディスクドライブは対象とならなくなったため、何をつけるのか、というので各店対応が分かれているようです。8GBのSSDなどという変わり種も。

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さて、何故こうなったのかというのは、発売元であるマイクロソフトの方針なのでしょうが、詳しい理由は不明です。

ただ、Windows8のDSP版での販売状況を見てみると、推測できる理由があります。そしてそれは店頭店舗における販売ではなく、ネットにおける販売にあるような気がするのです。

今日はその理由と、Windows10のDSP版(Windows10に限りませんが)をネットで買う時の注意事項について書いていこうと思います。

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Windows8DSP版における海賊版

さてWindow8は2012年の10月に発売されましたが、当初はアップグレード版が非常に低価格で売られていたことは記憶に新しいと思います。しかしその後、優待版の消滅や価格改定、Windows8.1の登場などで、いろいろなバージョンが売られることになり8.1が出る頃には「本来の価格っていくらだっけ?」、と思った人は多いと思われます

価格が定まっていないとなると、基本的に同じ機能なわけで少しでも安い物を欲しくなるのが人情。そうなるとやはりAmazonや楽天、ヤフーショッピングやヤフオクといったところから検索して探す人が多いでしょう。そして安かったところから買うという感じ。そうすると、少しでも慣れた人はやはりパッケージ版より安いDSP版に手が伸びるのも自然でしょう。ましてやWin8ではバンドルが不要で価格差もあったので。

しかしどうもWindows8では、平均的な実売価格より安く売るところが存在したようです。それの主な舞台となったのが、Amazon。正確に言うとAmazonの他業者販売やマーケットプレイス。

「平均的な実売価格よりやすく売る」でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、そう、つまりはこういったところで海賊版が流通していたようなのです。

試しにAmazonで売られていたWindows8のDSP版の評価を見てください。★1がいくつも混じっており「海賊版」「違法品」というものが数多く見受けられます。

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

※現在販売業者になっているところが詐欺を働いているわけではないので注意(基本順次変わるし)。

 

Amazonで売られているからといって安心できるわけではない

さて、ここで天下のAmazonが海賊版なんて……とお思いのかたも多いでしょうが、ここにちょっとした罠が存在します。

Amazonをよくご利用されている方なら、そこで売られているものがAmazon直販の場合のほか、「(別の業者)が販売し、Amazonが発送します」とか「(別の業者名)が販売、発送します」というのを見た方は多いでしょう。これは見ての通りで、Amazonが直接販売発送する場合のほかに、ほかの業者、マーケットプレイスなら個人も含めて販売できるわけです。

しかしここで問題があります。実はこれらの直販と他業者の販売と発送、区別がつきにくいというところ。正確には一応書いてはあるけど、注文フローで見落としがちというところ。Amazonで何かを購入しようとして、それがAmazon直販だと思っていたら、最後なんか送料が加算されていた「あれ?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

つまるところ、ここの業者にどうも海賊版を売っていたところが混じっていたようなのですね。故にAmazonという信頼できるサイトで安いからと買ったつもりが、実は海賊版だったということ。

 

マイクロソフトの対策。逃げた業者と損をした購入者

もちろんAmazonの場合それを指摘すれば何らかの対応が行われるでしょうが、それもかなりめんどくさいですね。

あと、最初からシリアルが使えない例に加え、後からマイクロソフトの方がそのあたりの海賊版に気づいてシリアルをブロックしてしまうというケースもあるようです。

どれだけ返金されたのか不明ですが、泣き寝入りの例も相当あったのではないかと。

もちろんWindowsでも海賊版は存在しますが、前述のような価格がわかりにくいという条件、さらにDSP版というパッケージと比べれば簡易包装である点が海賊版と気づかずに購入してしまい、且つ気づかせない例を多発したと思われます。

海賊版と知ってそれを手に入れて使えないのならまあ自業自得ですが(昔の海賊版の例というのは、たいていこれだったはずだし)、正規品と思って買ったものがそうなると、使えない上に海賊版に金を払ってしまったことで二重に悔しいですね。

 

どんな有名ネットショッピングモールやポータルサイトでも起こり得る詐欺的販売

ではこれはAmazonだけだったのかとうとそうではなく、かなりあちこちで流通していたようです。

 ■参考:Windows8 海賊版 - Google 検索

なんか大規模な組織でもあったのでしょうかねえ。

別の件になりますが、かつてはYahoo!ショッピングや楽天で詐欺業者が入り込んでいたこともありますし、ヤフオクは言わずもがな。

netshop.impress.co.jp

ついでに言うと、価格.comでも、最安値常連のショップがいきなり倒産するなんてのもたまにあったりします。有名なのはこれとか(純粋倒産か計画倒産かはわかりませんが、未返金者が多かったのもまた事実)。

www.itmedia.co.jp

PC-SUCCESS@破産まとめWiki - トップページ

つまりは、どんな有名なショッピングモールやポータルにあったとしても、そこにはいろいろな業者が入り込んでいたりするわけで、信用できないということです。

 

Windows10で同じことが繰り返される可能性もある

つまるところ、Windows10でもまた同じように、このようなことが起こり得ると警戒しておいたほうがよいのではないかと思うのです。

おそらく、それはマイクロソフトも認識しており、それ故の対策の一環がバンドル販売かもしれません。これだとDSP単体売りよりはいろいろかかるわけで。でもってつけてなかったら、怪しいものと警戒もできますし。

対策はいろいろありますが、一言で言えば「Amazonの場合、直販か、そうじゃなければ出品者も調べて信用できるかどうか調べる」、「相場から妙に安いところには特に警戒はもちろんだけど、わずかに低価格でも安心できると思わない」、「店舗や住所が実在のところか調べる」、「Webページの評価を過信するなかれ。ある程度の高評価はいくらでも自作自演などで作れるので」などなど。総じて「信頼できるかどうかよく調べ、少しでも怪しいなら回避」が確実かと思われます。

まあ価格差は数百円なわけですから、多少高くても送料の差とか保険料くらいに思って、安心できるところから買うのがベストと思います。PC部品扱ってる店に近い人なら店舗で買うとかね。どうせバンドル分重くなって送料もかかりそうだし。

でも、今回購入より7や8からのバージョンアップが多いだろうから、今書いても同じような問題が顕在化するのって、もっと後かも。

自分も追加で購入するとしても相当後だと思いますが(7と8で2台あるし)、買うときは忘れずに注意を払いたいと思います。