国内ニュースの海外報道を知る簡単な方法

 

先日から、例の都議会ヤジの件がニュースで騒がれていて、その中には海外で報道されたというものも見られます。

しかし、こういった「日本でのニュースが海外で報道された」ということは、なかなか簡単に知ることは出来ません。というのは海外のニュースのそういった様が日本のネットであまり流れないので。これは主に言語の違いの問題が大きいかと思います。

まあもちろん海外にある報道各社サイトに行けばいくらでも見られますが、一社だけならともかく、複数のところを、しかも英文サイトを確認するのは面倒ですね。

ですが、簡易的ではありますが、日本のニュースが海外の報道機関で報じられているか、とても簡単に調べる方法があります。

いろいろ役に立ちますので、今日はその方法を。

 

Googleニュースを使用

まず、Googleの提供している「Googleニュース」に行きます。

Google ニュース

国内のニュース検索手段としてよく使われるGoogleニュースです。ここには政界のあらゆる国にある報道機関から情報が集められていますが、普段日本語で使っている人が普通に使うと、日本の報道機関やその記事ばかりが出てきます。

さて、問題はここからどうやって海外の記事を抽出するかということですが、英語圏、というか言語にローマ字を使用している地区のものであれば、極力日本語を排除しつつ、海外のそれらの地域のニュースを検索結果に抽出することが出来ます。

 

それは……「そのニュースに関する固有名詞(名前、地名など)をローマ字で打ち込んで検索する」。

 

日本の固有名詞の特性をローマ字で利用

英語をはじめ、世界の多くでローマ字が使われており、ニュースもそれで書かれています。故にローマ字で検索すれば、それに関するかなり広い範囲の海外記事を拾えます。

その中で日本のものであるというのを特徴付けているのが、固有名詞。もっと具体的に言えば名前。

具体的には、先日から話題になっている都議会でのニュース、これをヤジを言われた塩村文夏都議から「shiomura」で検索してみましょう。

 f:id:nakakzs:20140621222958p:plain

こんな感じで出てきます。とりあえずブルームバーグなどが見えますね(上の方に関しては後述)。

あと、過去発言で話題となったNHK会長籾井氏のことについてならば「momii」と入れてみるなど。

 f:id:nakakzs:20140621223006p:plain

ほか、名字だけではいろいろ他のものが入ってしまうような場合は、姓名を両方入れる、もしくは肩書きや地名を入れるという方法もあります。たとえば現在の日本国総理の場合「Abe」で多すぎると思ったら「Shinzo Abe」や「Prime Minister Abe」などで検索しても出てきます。

 

ただし、英文でも国外ソースとは限らず

ただし、この方法を使って検索結果を出した場合でも注意しなければいけないことがあります。

まずはこの方法で必ず出てくる英文記事がありますが、その中には国内の報道機関が英文で配信しているものがあること。具体的には「Mainichi Daily News」「Asahi Shimbun」あたり。これらは国内配信の英訳版ですので、「通常は」あまり国内記事と大差ないです。

あと、「The Japan Times」というのがよく入りますが、こちらは日本の英文記事新聞なので、ほぼ国内ニュースを扱っています(まあこの視点ではこれで読むところもありますが)。

The Japan Times - News on Japan, Business News, Opinion, Sports, Entertainment and More

ジャパンタイムズ - Wikipedia

こんな感じで英文といえども必ずしも海外メディアではないので念のため。

 

ちなみに、Googleニュース全体で配信が多いのは

The New York Times - Breaking News, World News & Multimedia

Washington Post: Breaking News, World, US, DC News & Analysis

Houston News, Sports, Business, and Entertainment - The Houston Chronicle at Chron.com - Houston Chronicle

Bloomberg - Business, Financial & Economic News, Stock Quotes

Los Angeles Times - California, national and world news - Los Angeles Times

Business & Financial News, Breaking US & International News | Reuters.com

あたりだそうです。

ほかの有名どころでは、

CNN.com International - Breaking, World, Business, Sports, Entertainment and Video News

BBC News - Japan: Crimean attorney general inspires anime fan art

Latest news, sport and comment from the Guardian | The Guardian

あたりですかね。

あと、Googleニュースでは出てこないけどこんなところも(まあ日本のニュースはそんなないですが)。

Al Jazeera English - Live US, Europe, Middle East, Asia, Sports, Weather & Business News

 

とりあえず列挙したので、直接読まれても全然OKかと(ロイターとかブルームバーグは日本語サイトもありますけどね)。

 

検索結果で出てくるものがが全てではない

そしてもうひとつは、あくまでこの方法は簡易的なものであって、海外で報じられている全てのものを抽出するわけではないこと。まず、ローマ字使用圏以外のものは原則出てきません(たまに中文とか出てくるけど)。そして検索のアルゴリズムもGoogleによるものですので、ものによって出て来たり出てこなかったりするものもあります。それを念頭に置いておく必要はあるでしょう。ですが、有名な報道機関は抑えているので、ある程度の指標にはなるかと思います。

 

まあ、もしこういうので慣れて来たら、実際に先ほど出したような海外の報道機関のページにアクセスして、そこのアジアニュースなどを読まれるとよいかと。あと、全く同じ理屈でGoogleニュースだけではなく、検索エンジンでも使うことが出来るテクニックですので、海外記事を調べたい時にはどうぞ。

 

日本のネットはマスコミ批判がけっこうあるわりには、それらでさえソースはほとんどの場合国内の報道各社のものに頼っているという情況があります。それを少しでも打破したいのなら、やはり出来るだけ広い範囲から情報を集める努力をするとのも一興かと。ま、最終的には報道をそのまま受け取るのではなく、自分の頭でそれが真か偽かなど考えることがなければ意味ないと思いますけどね。