本の帯の保存方法いろいろ

本の帯は独創性溢れるものとなっています。昔からそうでしたが、最近ではさらに顕著ですね。というか、すでに新刊では帯がついているのは大半になっている感じがあります。
気を引くような作りになっている理由は、中を見ないとわからない本において表紙とともに外側から見える重要な箇所だからでしょう。故に力が入ると。

さて、この帯、皆さんはどうしているでしょうか。あまりこだわらず、買ってきたら既に捨ててしまう方もいらっしゃるとは思いますが、大事に保管している方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは、上のように独創的なことが書いてあったら、何となく捨てるのもったいないですしね。それに最近のコミックでは、帯に4コマなどのマンガが描いてあることもありますし。
それに、帯を捨てると価値が下がるように感じて、とっている方も多いのではないでしょうか。実際、古本ではこれがないと価値が下がってしまうということもあるそうです(そのため、古本屋では「帯だけの万引き」というものもあるそうです)。

しかし、そのまま本につけておくと、読むとき邪魔な上にふとしたことで破いたりしてしますことが多いです。そのため録っておきたいと思いながら、これの管理に困っている人は多いのではないでしょうか。というわけで、以前、CDの帯の保存方法について書いたように、その保存方法についていくつか書いてみることにします。あと、それのメリット、デメリットについても一緒に書くことにします。

■関連:
nakamorikzs.net


ブックカバーをつける

文字通り、本やそれ付属のカバー&帯とは別に、ブックカバーをつける方法。書店で購入するとそこで紙のをつけてくれる場合も多いですね。あと、売っているものも複数枚いくらというものから立派なものまで多数種類があります。これを帯のついた本の上からつければ、必然的に帯も守ってくれることになります。

メリット

帯を守ってくれるだけではなく、本のカバー自体も守ってくれる。しかも帯がブックカバーと本のカバーの間に挟まれて保護されるので、ずれる心配もほとんどない。
あと、自作してデザインに凝った本を作るということも出来ます。紙とかならコストもかからないし。

 ■参考:3分LifeHacking:余ったクリアファイルで作る「防水ブックカバー」 - ITmedia Biz.ID

デメリット

まず、表紙が見えなくなることで、判別がつきにくくなります。透明のブックカバーというものもありますが、それはたいてい有料ですのでコストがかかります。また、本の厚みが若干増えてしまうので、ギリギリで収納している場合は場所が辛くなることも。それと、カバーをはずすのがめんどくさくなるので、カバー下に描かれている隠しマンガやイラストを見る時には面倒になります。


帯を別途保管

文字通り帯を外して、本とは別に保存しておく方法。その収納方法はクリアファイルに保存したり、まとめてケースに入れておく等の方法があります。
余談ですが、私は本やコミックに挟んである折りたたんだチラシ(新刊情報とかがのっているやつ)は、一つのケースにまとめてあります。

 ■参考:本・帯の保存について - 教えて!goo

メリット

手で触れる機会がほとんどなくなるため、帯を一番綺麗に保存できると思われます。暗いところに保管すれば、日焼けも防げますし。

デメリット

きちんとすると管理が面倒です。それは帯だけでは必ずしもどの本についているものかが書いているわけではないので、「これはどの本の何巻だっけ……」と混乱することもあるから。それで帯にメモればそれを汚すことになりますし、そうなると切手の標本の如くインデックスと付けたりと、管理が非常に面倒になると。


帯を畳んで本に挟む

帯を取り外し、それを畳んで平らにして本の間に挟む方法。一番よいのは裏表紙の裏、カバー折り返しのところに挟み込むことですかね。ここからは画像を使ってみます(さりげなく『アフター0』で)。

  

メリット

何よりも手軽なこと。さらに、栞代わりにもなります。
あと、最近の本では帯の他に新刊情報のミニチラシやアンケートハガキが入っていることが多いですが、以下のようにカバーの折り返しの下に入れてしまえば、まとめて収納することができます。

  

デメリット

帯を折りたたむために、中央に強い折り目が出来てしまい、再び帯として利用したときに目立ちます。さらに本の間に入れるとこで栞を押しつぶしてしまうので、その折り目が強くなってしまい。いざ開いた時にそこの折り目からピリピリとやぶけてしまうことがあります。
また、本に挟むのを逆に邪魔に思う人もいるかもしれないですし、栞にするにしても比べて分厚いので、下手をするとそのページだけ他と比べて開いてしまう可能性もあります。
あと、開いたときにそれを落としてしまい、紛失する可能性があります。


帯をカバーの内側に巻く

本来本のカバーの上にかかっている帯を、その下につけてしまおうというもの。つまり本体とカバーの間に帯が入り込む形となります。これは本来のカバーをブックカバー代わりにしてしまう感じですね。

  

■参考:本と「帯」はこうやって読んだり保存したりするといい - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記

メリット

上に書いたブックカバーと発想は似ていますが、まず、本以外のものがなくてもできます。さらに表紙が見えなくなる、もしくはカバーが外しにくくなるといったデメリットがありません。何より、帯を紛失する可能性が殆どありません。

デメリット

帯はカバーの上から巻くものですから、カバーを外した状態から巻くとぴったりとせずに余ってしまいます。そこからカバーを付けるとカバーと本の間に隙間が出来ると(下の写真は、外側に巻いてあった帯を本体に被せ、そのままカバーを付けたところ。わかりづらいかもしれませんが、カバーがピンと貼ってしまっているのに、下の本体との間に隙間ができてしまっています)。

  

これをぴったり本体に密着させる為には、新たな折り目を両端の折り目の近くに2箇所作らなくてはいけません(最低でも1箇所)。結果的に帯がわずかに乱れてしまいます。


まとめ

以上、いくつか書いてきましたが、「この方法ならば完璧!」というものはないのですよね。どれも一長一短あると。

ただ、全ての本で同じ事をやる必要もなく、ものによって使い分けるのが一番ではないでしょうか。たとえばずっと大事にとっておきたい本の帯はブックカバーを付けるとか、まあそれほどでもない帯は栞にしたり、多少折り目が増えるのを覚悟で裏側につけたりしておくという感じで。

ちなみに私は初版などの限定的な帯がついていて、尚かつ入手が難しそうなものはカバー付き、アニメ化などで各巻共通の帯がつく時は折りたたんで挟み込んでいます。