空中の杜

旧名「空気を読まない中杜カズサ」。

直接的なコミュニケーション要素以外でのTwitterの利点

最近Twitterの話題がネットで出ているところをよく見かけます。

■参考:「Twitter始めたはいいけれど・・・」 そんな人に

私もだいぶ前からやっていますが、さらに広まってきた感じですね。

で、私もTwitterをやっています。しかし、私はこのようにブログをいくつもやっていますが、それでも尚、Twitterに書くことは別の楽しさがあるのですよね。それはもちろん「コミュニケーションが容易」という要素もあります。つまりほかのWebサービスと比較しても、短文で書いてもいいし、且つレスを打ちやすいという点。これが大きな味となっているでしょう。

ただ、直接的なコミュニケーションの要素以外でも、Twitterでは読み手としてブログを巡回したり書き手として自分のブログに書く以外の利点というのがあるのですよね。それをちょっと書き出してみます。

ネタメモに出来る

これは書き手としてのもの。私の場合、深夜時間帯にとてつもなく脈絡のないことを真面目そうに書くので、Followしている人は驚く人もいるかもしれません。こういうのはたいてい何かをしていて急に思いついたことなのですが、普段はデスクトップの付箋紙にメモっていました。で、これを煮詰めてブログのネタにすることも多いです。ただ、ブログにするにはそのままではあまり伸びなさそうなネタというのも多いのですよね。
しかし、Twitter上で書けば、それはとりあえずTwitterのネタとして消化できるという点があります。さらにそれを書いている時、さらにレスなりふぁぼなりがあった場合(これはネタを挟んでの間接的コミュニケーションかな)、さらに考えてより深い考えができるようになる場合もあります。そういったネタメモオンライン版としても使えるという感じがあります。まあもちろん全部が全部ネタメモではなく、何も考えずに書いたものの方が多かったりしますが。

もちろんほかのサービス、たとえばSNSとかでもこういうことはできますが、Twitterはゆるめなので何でも書ける雰囲気があるし(実際日常会話でもあいさつでも全然問題ないし)、さらに140字程度と短いので、それが逆に書くことのプレッシャーをなくしているという面もありますので、この手のことに向いていると。

すべてのコメントが並列&新規発見

これは読み手として。私がフォローしてきてくれた人に対して基本フォロー返しをしています。ちなみに英文スパムみたいなもの、サイト更新情報以外の宣伝誘導らしきものが多い場合はフォロー返ししません。そして相手にロックがかかっている場合は相手が私に読まれたくない可能性もあると判断して控えています。もし、ロックがかかっていても「読め」と言う人は@コメでもしてくれればと。あと、フォローを切った場合も「フォロー誘導」の可能性(フォローをしてすぐ切ることで、自分のFollowに対してのFollowerを増やす方法と思われるもの。英文の宣伝などでたまに見る)もありますので、リムーブすることもあります。それでも1ヶ月以上なかったら単純にフォロー漏れです。

話がちょっとそれましたが、これはTwitterの文化がmixiのマイミクやりとりより軽く、気に入らなかったらこの手のやりとりによくある「変な人とフォローしあったらどうしよう」という場合でも(幸いそういう人は今のところ見えませんが)、そんな気兼ねなくリムーブできるからというのがあります。そして基本フォロー返しをしているのですが、これが思わぬ利点を生み出しているのです。というのは、すべてのコメントを並列に読めること。

Twitterはコメントがどんどん表示されますが、自分から見て全てのコメントは並列です。一般のブログでは、意識はしなくてもどうしても他の要素、つまりサイトの大きさや有名度、もしくははてブの数などでバイアスがかかってしまうことがあります。もちろんいい文章ならどこで発表されようがいいのですが、本当に新しい方だった場合、そこまでたどり着かないと。それはもったいないです。
しかし、Twitterでは自分がフォローしたコメントは同じように流れてくるので、たとえ誰が書こうとおもしろいものはおもしろいと判断できるのです(もちろん書いた人の影響はあるでしょうが、ブログよりは薄いように思えます)。つまり、そういったあまりブログなどでは知らない人の面白いものを発見したくて、Followしてくれた人には返すことで、その幅を広げているという感じなのですよね(まあ本当は自分からどんどんFollowしたほうがよいのですが、そこはヒキコモリ体質なもので)。ひいては、そのコメントに興味を持ってブログで長文を読みたくなることもありますよね。で、新たな発見に繋がると(実際にそういう方が何人かいます)。


もちろん、Twitterの使い方は自由であり、上のような面を強調する必要はありません。だから人によってはクローズドなコミュニケーション(mixiのような感じ)でも全然構わないと思います。ただ、こういうように幅広く求めるのもおもしろいのではないかと。


あ、あと追記的にひとつ。TwitterはなんとなくFollowなどの観点からSNSのようなクローズドコメントのようにイメージしがちですが、実際はロックをしていない限りブログに書いているのと同じように広く公開され得ます(しかもGoogleでも上の方に来ることが多いです)。故に内輪ネタ程度ならまあいいとしても、個人情報の公開、それに誰かに対する誹謗中傷や非難には気をつけましょう(まあ誹謗中傷や非難はSNSでも基本ダメですが)。