空中の杜

旧名「空気を読まない中杜カズサ」。

ニュースサイト管理人はテキストブロガーよりもパソコン前に拘束される性質を持つかもと思った話

私は以前から『ニュースサイトもやってみたいな』と思っているのですが、なかなか着手することが出来ません。それは既存のブログ優先で手が出せないから。とはいってもほかにいくつものブログを作っているじゃないか、と言われるかも知れませんが、個人的にはあれくらいの文章を作るのは、時間的な側面においてはニュースサイトを作るよりは簡単なのですよね(もちろん自分のようなかなりいいかげんな文章の場合であり、もっと確実正確に時間をかける方は別だと思いますが)←他の文書書きさんに怒られそうなので強調。

実は自分の場合、このようなブログに載せる文章を考えるのは、パソコンの前とは限りません。比率はわかりませんが、電車の中で座って半分寝ながら思いついたことを整理したものを帰ってきてから一気に書き上げる場合もありますし、パソコンの前にいても画面を見ずに、マンガをだらだら読んでいる時に思いついて、それを書き上げる場合も有ります。で、タイピングの速度はそこそこ速いほうだとは思うので、書くものの筋道が立っていればわりと一気に書けてしまうのですよね。内容にもよりますが、ここに書いている文章だと1時間〜2時間くらい。つまり、キーボードに触れている時間はそんなでもないのです。もしかしたら、考えている時間のほうが長いかもしれません。

しかし、ニュースサイトを作ろうとすると、上のようなことができないのですよね。というのはニュースサイトの情報の大半はネットから集めないといけないので。これは言い換えると、「ネットを常に見て(巡回して)情報を集めなければ、ニュースサイトは出来ない」ということでもあります。これは子ニュースサイトでも孫ニュースサイトでも同じです。つまり自分のニュースサイトを作るためにはネットを巡回しなkればいけませんが、それはぼーっと考えているだけでは出来ず、必ず自分からそれを求めてネットを見続けなければいけないということ。となると、その分どうしてもネットに拘束されるわけで、時間がかかってしまうのですよね。

私もいろいろブログで文章を書く時には調べ物をするために検索をかけまくりますが、それの量が多いと時間がかかります。というのは、その時は確実にネットの前でその文章を読まなければいけないので(故に調べまくりの『Timesteps』などは、他のブログに比べて時間がかかります)。それをニュースサイトの人は載っている数だけ、時には紹介されていないものも含むでしょうからそれ以上のものを読んで回っているのでしょうね。

もしかしたらニュースサイトの管理人の方々はそれなりのノウハウがあるのかもしれませんが、それでも最終的にはその管理人がニュースを選ばないと、ただのニュース取得装置と変わりありません。となると、やはり選別が必要なのですが、そのためにはやはりそれなりの時間を費やしているのではないかと思うのですよね。で、実際の作業時間(サイトにURLを貼り付けたりコメントを書く時間)よりも、その読んで回る時間がかなりかかっているのではないかと。そして現在のところ自分にはそこまでやっていると確実に他が破綻すると。

そう考えると、一見ニュースをただ羅列しているように見えても,実はそれにはかなりの選別や思考、そしてそれに費やす時間が裏に隠れているのではないかと思うのですよね。ある意味、文章を好き勝手に書くよりも大変なのかもしれないなんてことを思ったりします(必ずおもしろいニュースが集まる日ばかりでもないでしょうし)。


ちなみにこの理屈で、情報量の多いニュースサイト管理人をプロファイリングすると、情報を取得するのが上手い他に、文章を読むのがかなり早い、もしくは要点をすぐに押さえられる人だという推理も出来たりするかもしれません。過去にニューサイトの更新風景ということで画面キャプチャーの動画を公開した人は何人かいましたけど、出来ることなら実際にその管理人の顔を写しながら、どのように読んでいるのか、どのように把握しているのかまで知りたい気はしますね。
さあ、誰が一番先にニュースサイト界のネットアイドルになるかな?