空中の杜

旧名「空気を読まない中杜カズサ」。

CDの帯を大切に保管しておくための便利な方法

CDを買った時、その横に着いている『オビ』をどうしますか? 昔は捨てる人も多かったらしいですし、今でもあまり気にしない人は捨ててしまうでしょう。しかし今ネット販売とかではなくCDを買う人はその製品に対してかなり思い入れが強い人が多いと思われますので、オビをとっておく人は多いのではないでしょうか。それにこのオビはないことで中古の買い取り値が下がるように、それ自体の価値を認めている人は多いようですし。


しかし、mp3変換して一度しか出さないのだったらともかく、CDで聴く、もしくはライナーノーツを何度も見る場合、何度も取り出します。その時にライナーノーツの間に入れていたり、外側の爪の部分にはさみこんでいると、邪魔になったり跡がついたりすることがあります。サイズが合わないと端のほうが折れてしまうこともあるでしょう。
そういうオビの保存方法として便利な技。



まず帯とCDを用意。

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そしてCDを開いて、CDが乗っかっている土台(トレイ)を、下のケースからぱかっと分離します。

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で、そして外したケースとトレイの間(裏ジャケットの上)にオビを置く。

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それではめ直す。それだけ。

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地味ですが、紛失に対しては意外と効果があるので、オビの有無にこだわる方はやってみてください。ただし、ケース(中央部がよくへこむものとか)によっては、強く押すとオビに跡が残ることもあるので注意のこと。また、透明なトレイだと透けてしまい、ちょっとかっこ悪くなります。

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ついでに書くと、絶対になくしてはいけない紙製のカードなどを収納しておくのにも役に立ちます。ま、100円ショップで売っているプラスチックケースの代わりみたいなものですね。ただ在処を忘れたり、そのCDを売ったりしたら大変だから、やるなら余った透明のか空ケースとかのほうがよいでしょう。


実はこれ、だいぶ昔に『ゲームミュージックなブログ』のほうで紹介した技なんですよね。
gmdisc.com

しかしこういったライフハック的なものが希少価値になるのは「この技は他人は知らない!」と断言できる人が少ない故、わざわざ言う人がいないからではないかと。私もこれを最初に書いた時には「みんなやってて今更……とか言われるかもなあ」と思いながら書いてますし、今もそうかもしれないと思っています。
おそらく、私がすごいと思ったこの件も、これを書いた方は知らされるまで当たり前のことと思っていたみたいな感じがあるみたいですし。


そういうわけで、「おそらくみんな知っているだろう」という情報でも改めて聞いてみたりブログに書いてみたりすると、意外と知られていないものかもしれませんよ。「そんなのみんな知ってるよ」という言葉を受けることを恐れずに書いてみては? そうしてネットに蓄積されるお役立ち情報は増えてゆくのですから。