同人誌をなかなか処分できない心理

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ちょっとだけ時間が出来たので、半年間散らかしっぱなしだった部屋の整理をしています。そこでこのままだと床が抜けそうなので、出来るだけ多くのものを捨てることにしました。特に1999年からの週刊アスキー、これが多い。だけど過去のこういった記事は「Timesteps」においていろいろ役に立ちそうなので、読みながら必要な部分は切り取ってスクラップブック保存したり。

さて、こういった市販の雑誌なら比較的簡単に捨てられるのですが、今、非常に処分に困っているものがあります。それが同人誌。

最近は夏冬コミケとM3、たまにコミティア以外は滅多に行かなくなりましたが、葉鍵全盛期時代にはよく即売会にも行っていました。で、もちろんそういったところや書店卸の本をよく買ったりしていたので、かなり溜まっているのですよね。しかし最近は読んでいないので片付けてもいいと思うのですが、どうも処分できないのですよね。いや、何も成人向けもあるから、他人の目を心配して捨てにくいというのではありません(いや、まあそれも否定しませんが)。それ以外の心理的な抵抗があるのです。

まず、同人誌は一度手放すと、入手が難しくなるというのがあります。つまり今はいらないと思っていても、将来突発的に読みたくなる可能性はある。しかしそういった時に読めなくてうずうずしそうという感じ。このへんは商業マンガも同じですね。少年マンガ単行本など、本屋やブックオフなどですぐに買い直せそうなものはわりとすぐ売ったり捨てたりできるのですが、マイナーな出版社のものとか、価値はそれほどなくても、今これを処分したらそう簡単には見つからないだろうなあと思うものってありますよね。今はヤフオクなどがあるので昔に比べたら心理的抵抗は減りましたが、それでも発行部数の圧倒的に低い同人誌は、二度と手に入らないかもしれないと、どうも抵抗が強くなってしまうのです。

昔『ドラえもん』で部屋を片付けるようにママから言われた時、のび太が「穴の開いたコップは何も飲みたくない時に(使えるかもしれない)」などと言いながら何も捨てられないという話がありましたが、心理的にはすごくわかる気がします(穴の開いたコップはいらないけど)。

あと、同人誌をもらったことは何度かあります。そういったものは特に処分できないのです。だから結果的にそれらはストックしてあります。あと、直接もらったものではなくても、顔見知りの人の出した本は、非常に処分しがたいのですよね。私の場合はそれほどの冊数ではないのでどうにかなりますが、同人を自ら作っているなどでこういった交友が広く、同人誌をもらうことの多い人というのは、これで悩んでいる人もいるのではないでしょうか。いや、直接知り合いではなくても、なんとなく「同人誌」ってものは商業誌と違って捨てにくいのですよね。うまく言えないのですが、手作りのものを捨てる時に、ちょっと抵抗があるような感じ。

あと、本を捨てること自体への抵抗心理というのもあります。これは一般書籍でも同じように感じる人は多いのではないでしょうか。だから全然金にならなくても古本屋なりで売ると。しかし同人誌の場合、何故か売ったりオークションで出すのに抵抗が出てきてしまうと。上記の捨てにくい理由と同じ感じで。いや、もちろん別に法的とかには問題ないと思うのですけど(露骨な転売ではない限り)、どうも心理的にというか。ただ、古本から見る人もいるわけで、このへん作り手の人がどう思っているか知りたいところではあります(それこそ人により違うでしょうが)。

そのような理由で、けっこう同人誌の処分には困っています。だけどあまりに古くて読まず、且つ面識がないものは思い切って処分させてもらってます。床を陥没させるわけにはいかないので(もとは畳の部屋なので実際ちょっとへこんでるし)。

最近、ドキュメントスキャナで同人誌を取り込む人がいるようですが、心理的にわかる気がします(違法公開するのは問題外ですが)。自分含むオタクな人にとっては、部屋のプラス1平米は何をさしおいても欲しいものかもしれません。それでも現物のほうがいいし、本をバラすことにもまた抵抗が出てくるのですが。

しかし、「思い切って処分する」ということももしかしたらスペース的な問題の他に、時間的な問題としても重要なのかもしれません。

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