空中の杜

旧名「空気を読まない中杜カズサ」。

怖い都市伝説が流れているCMの正体

インターネットでは、『怖いCM』といわれているものがあります。それは覚醒剤防止とかで警告を促すためにわざと怖さのインパクトを与えているもの(公共広告機構のCMに多い)から、何故か知らないけど都市伝説になってしまったものまで。

まあ、そういうのを都市伝説として残しておくのも楽しいのですが、今日は少しそれを分析して、ものによっては夢(?)を破ってみようと思います。ちなみにホラーゲームとかホラー映画など怖さを狙っているものは除外します。ちなみにそうとわかっていてもこの手の怖い系が苦手な人は、動画を見ない方がいいです(こういう表現がまた都市伝説を生み出すんだろうなあ……)。

各種おわびCM


まあこれはいちいち語る必要もないですが一応。各種不良製品のおわび&回収告知CMですね。その前後は派手なのに、ここだけ淡々と進む上、ものによっては「死亡事故に繋がる」とまでいわれるので、恐怖を覚える人も多いでしょうが、CMとしては普通のおわびCMです。

公共広告機構のCM


公共広告機構系のCMは、主に危機に対しての警告(覚醒剤防止、犯罪予防)などが多いので、その分CMも恐怖を与えやすいものになりがちです。つか、他の製品が商品を売るために明るくするのとは真逆だからよけい目立つのでしょうが。

クリネックスのCM



(下)「登場人物とスタッフが皆死んだ」「背景の音楽は黒ミサの曲」など、変な都市伝説が流れるクリネックスのCMですが、少なくともこの女性は松坂慶子なので、生きています。あとこの曲はちゃんと英語の曲で、「It's a fine day」というもの。歌っているのは「Jane」というアーティスト。歌詞からすると、暗くはない曲です。これがギターつきだったりすると、また印象変わったではないかと。
……と思ったら、PVは悲しげな曲でした。

GARDEN


これは厳密にはCMではなく、90年代のフジテレビで深夜時間帯の番組が開始される前に流れた、キャッチみたいなもの。そしてこれは1992年度のもの。記憶が正しければ、このGARDENのあとに、あの名番組『NIGHT HEAR』や『征服王』が始まったはず。

JUNGLE


そしてこれが極めつけ。しかしこれもフジ深夜枠(1993年)のキャッチ。当時見た時はさすがにびっくりしましたが、慣れました。ちなみにこの後始まる『Trap-TV』は、こっちよりサイコ的な意味で怖く、そして面白かったですし、今でも見たい番組の個人的上位です(つかDVD出して。布教用含めて絶対買うから)。『たほいや』、『とぶくすり』も、同じ時間帯スタートだったかな。ちなみに都市伝説では何かを比喩しているとか書かれていますが、それもどうやら後付っぽいです。

まとめ

そんなわけで、怖いCMといっても調べれば、だいたい付随している情報の多くは後付だということです。夢がないといえばそれまでですが。まあ、こう書いても、怖い話なんて後付でいくらでも加えられるので、怖さをなくすにはあまり意味を持たないかもしれませんが、幽霊が枯れ尾花だったりすることはよくあるということで。

でも、昨日書いたようにこれで私がいきなり更新停止したりしたら、それも都市伝説になるのかなあ……おや? 玄関に誰か来たようだ……


◆おまけ

■さらに参考:怖いゲームのCM | ゲームミュージックなブログ