空中の杜

旧名「空気を読まない中杜カズサ」。

ニュースサイトの人にとって、被サイト側の自己アピールは可か非か

カトゆー家断絶さんが、1億HITを達成されたようです。おめでとうございます。ということなので、今日は関係あるようなないような話題です。

さて、このブログも開設当初の予想よりもはるかに多くの方に読んでいただいているようで、ありがとうございます。さて、このブログを割と広く知っていただいたのは、これまたそれなりに読んでいただいていた『ゲームミュージックなブログ』でアピールしたので、そこからリンクで来ていただいたり、紹介していただいたりというのがありました。で、その前の『ゲームミュージックなブログ』では、普通にやっていたところ、最初にふぇいばりっとでいずさんとカトゆー家断絶さんに補足していただき、アクセスが増えたことが最初にあります。

さて、ここで思うのは、もし発見してもらっていなかったら、ここまでアクセスが増えていたのか、ということと、そこから転じて、もしかしてそのような埋もれているサイトが今でもこのネット上のどこかには、あるのではないかということ。

この広いネットの世界、私の文章より優れているものは、ネット上にいくらでも転がっているように思うのです。実際、ニュースサイトさんからのリンクで発見する、今まで読んだことないサイトさんの中には、たまに驚くようなことが書かれていて、そのままブックマークなりRSSに登録なりしてしまうものがあります。しかし、どんなすばらしいものを書いたからといっても、それを他人に読まれなければただのノートに書いた日記と同じになってしまいます。しかし、ブログなりサイトなりで、外部に発信して書いたからには、他人に読んでもらいたいというのは当然の心理でしょう(評価してもらいたい、までいくと、それを好まない人はいるかもしれませんが)。そこで、それを紹介するニュースサイトに拾って欲しいと思う方はいても全然不思議ではないでしょう。

ただ、ここで問題が。じゃあどうすれば拾ってもらえるのか。全く新しいサイトが何もせずにすぐに拾ってもらうのは、ほとんど運任せでしかないかもしれません。なら地道にそれを待つ……としても、それがいつになるか保証はありません。そこでサイトの人は、どうにかしてアピールする手段を探すでしょう。どこかブログポータルに登録するなんてのも、手かもしれませんが、それも確実性に欠けます。となると、どうやって自分の存在を知らせるか。昔なら相互リンク依頼、そして今ならトラックバックがあるでしょう。しかしそれもどうもしにくいかもしれません。それは逆に、ニュースサイトの人にとって、このような自己アピールは逆にスパムになるかもしれないという考えが襲ってしまうから。実際、それで受け身になってしまっているサイトというのは、多いのかもしれません。ちなみに少し前に「マイナーなサイトを中心に紹介する」というDONTAKTさんというニュースサイトがありましたが、これはそういう受け身になっているところの掘り起こしを行う、未知数の可能性を秘めたサイトというので注目していたのですよね。

ここで思うのは、ニュースサイトさんにとってはそのようなサイトの自己アピールはありがたいのか、むしろうっとうしいのかという点です。私はニュースサイトの人ではないのでよくわかりませんが、両方ではないかと。ある程度新しいサイトの情報は欲しいけど、どうしてもその中にはスパム的なものも混じるので、過度に来るのは鬱陶しいかも(絶対広告スパムも混じりそうだし)。


でも、スパムなどの悪意さえ排除できれば、そういうのの需要はあるのではないかと。なら、ニュースサイトさんに負担がかかる個別ではなく、見たいときに各アピールを見に来れる、統合的に自己アピールサイトがあるといいなとも思います。それはおそらく、昔は日記才人とか、ReadMe!とかの新着ランキングがその役目を果たしていたのではないかと思うので紆余ね。しかし最近、それに該当するサイトがないのですよね。ブログポータルはありますが、それには本当に個人の日記サイトも混じるので、多くの人に見せるサイトが目立たないと。なら今こそ、そういった自己アピールだけをできる昔ながらのサイトが復活すると、需要があるのかもと思います(同時にスパムを排除するしくみとかも必要でしょうが)。


あ、そういえば前に煩悩是道場さんで、「自分のサイトを読んで欲しいかったら書いて」みたいなものがありましたが、これもそういった埋もれているサイトの発掘手段として、非常に面白いものだと感じました。でも、うちはid:ululunさんみたいに影響力なさそうなのでやっても無駄だと思いますが、こういう機会ですし、もしあったらダメモトでこのエントリーにトラバでもしてください。少なくとも1HITは増えると思うので。