ネットを一冊の雑誌に例えてみる

近年出版不況が叫ばれており、先日もヤングサンデーほか数誌の休刊が決まりました。

■参考:「ヤングサンデー」など3誌が休刊へ 小学館

さて、ここで出版不況について何が原因かという疑問が思い浮かぶのですが、それなりに多くの人は「ネット」の存在をその原因のひとつにあげると思います。しかしながら、ネットにもマンガ雑誌的なもの、例えば『コミックシード』や『新都社』なんてのがありますが、*1それなりの人気はありはすれど、既存のマンガ雑誌勢力を食うほど盛り上がっているか、というと、まだまだ知名度的には一部の人に限られると思います(それでも無料だし、下手な雑誌より購読者はいそうだけど)。

しかし、よくよく考えてみると、1冊の雑誌とこのようなひとつのWebサイトを比較するのは間違いではないか、と思うようになりました。それは費用の面から見た場合。雑誌一冊には数百円の金がかかります。しかし、インターネットの場合、初期投資を除けば月に数千円ですべてのコンテンツが見放題となります。つまりマンガ雑誌とネットを比較する場合、ネット全体を(やや高めの)ひとつの雑誌として見た方が正しいのかなと思ったのです。というわけで、インターネットを一冊の雑誌と見た場合どうなるか考えてみました。

料金は前述の通り、雑誌もピンキリ、そしてネットも初期投資から合わせてみればピンキリなので比較は難しいです。まあ、プロバイダ費用で月に数千円と考えればいいでしょうか。しかし、その数千円の雑誌の分厚さはとんでもないです。まず、前述のようなマンガはもちろん、小説、評論、写真、ゲーム、はてはアダルトまで、本屋で売っている雑誌が出ている分野はほぼすべてフォローしている雑誌です。しかもそれは日刊で、場合によってはそれ以上の速さで発行されます。しかもわからないことは辞書のように調べられるという機能付き。

ただ、この本には大きな欠点があります。それは目次がないこと。しかし最近は、部分的な目次をまとめた「ニュースサイト」という名前の部分的な目次がいくつも出来ています。また、それらから得た情報で自分なりのしおり(文字通りブックマーク)を挟むことも出来ますね。

ただ、この本の問題は、悪質な広告が載っているページがあることです。あと、あまり危ないページを開くと、本が発火するという魔術書みたいなこともありますので、それなりの注意が必要でしょう。


こう考えると、本屋で売っている雑誌が多少使い勝手は悪いけど、ページ数は化け物みたいな本に勝つのはかなり困難でしょう。昔なら中にあるものの質は雑誌にかなわなかったでしょうが、最近はそうでもなくなってきていますしね。しかも音と動画というものまで付属していると。ただ、この雑誌に広告を載せて、本を読ませるという方法もあるわけですよね。雑誌がこの先生きのこるには、ネットとの関連があろうとなかろうと、既存のまた新たな展開が必要なのかもしれません。


う〜ん、ちょっとまとまりのない文章になってしまった……もうちょっと書くことが見つかったら書き足すかも。

*1:まあ新都社をここで比較に出すのは違う気もしますが(どっちかというと投稿誌的だし)、まあいいや。