「収入」と「利益」はイコールではなく、それはネット収入でも同じこと

興味深い情報がありました。

■月3万円以上の収入をネットから得ている人 ※リンク切れ

ブログで1.9%、SNSで8.6%
(gooリサーチ調べ)

さて、これの元ネタを検索してみると、以下のみたいですね。

約半数がブログまたはSNSを開設(参加)、併用が17.6%

これを見ると、SNSでアフィリエイト導入している人が全体の2.2%しかいないので、ブログの1/10以下。つまり、絶対数ではSNS収入の方がかなり少ないということですな。それならまあ不思議ではないかも。ただ、SNSの場合、閲覧者が近しい人の場合も多いので、買う商品がアフィリエイトを貼ってあるものと合致したら、まあせっかくだからと買ってあげる場合も多いのかも。あと、これはいいのかどうかわかりませんが、買う時に相手に「それとなく」宣告してアフィリを貼ってもらい、それを買うというのをお互いにやっている人もいるのかも(規約的にいいのかアウトなのか微妙ですが。ちなみに本人及び家族経由のアフィリエイト購入はアウト)。

まあ、リンク先で「アフィリエイトでの月3万以上の収入」としてあったので、これで話は終わってしまうのですが、実はこのデータを得る前、あまりにもSNSでの収入が多いのは別の要因があると考えていました。今回、全部書いてから上のデータを見つけて没にしたのですが、せっかくなので内容を少し変更して書いておきます。

最近やっと禁止されましたが少し前まではgoogleアドセンスはフィルタをかけないとあっという間にRMTかマルチ商法がらみの、「楽して稼げます」系の宣伝で埋まるという現象があったのですよね。徹底的にフィルタリングしたのは私だけではないでしょう。その中には「mixiで収入●●万円!」などと、SNSを使っての勧誘らしき文句もあったのですよ。つまり、最初は「収入がある」と言った人の中に、この人たちも含んでいると思ったわけです。

しかしここでこの手の話題に詳しい人は思うでしょう。「ちょっと待て、そんなにマルチで儲かっている人がいるはずないだろ!」と。はい、私もそう思います。しかしここにも隠されている要素があると考えます。

さて、マルチ商法の場合、まず上部会員(組織)からある商品を購入して、それを売って&子会員、孫会員のマージンで利益を得ることになっています(まあたいていはそううまくいきませんが。詳しいことは長くなるので、マルチ商法 – Wikipediaあたりで読んでください)。となると、まずはお金を払って、つまり支出があってそれを購入するわけですよね。そして売れれば収入となります。しかし上で書かれていたのは、あくまで収入のみ。「収入」から購入経費などの「支出」を引いた「純利益」ではなく、あくまで「収入」です。つまりネット上で何らかの「収入」を得ていたとしても、必ずしも全員が「利益」を得ているとは限らないと思えます。

まあ、アフィリエイトの場合は元手がほぼゼロなので、それがイコール利益となる場合も多いですが(ただ、それなりに稼ぐ人は労力という名前のコストを払っていると思いますが)、中にはこれがわからずに、「収入がある」と錯覚してはまりこんでいる人もいるのではないでしょうか。そういえばこの手の広告って「収入」とは書いてあっても、「利益」とは書いていることがあまりないですな。まあ支出(仕入れ値だけではなく、広告費などその他の諸経費も含む)をどれだけしてもいいのなら、収入が増加するのは当たり前と言えば当たり前です。

しかしこれ、マルチに限らず素人が商売をやると引っかかるトラップなのですよね。経費が異常にかかっているのに、手元にお金が入ると得をした気分になってしまうという。ある意味ギャンブルでも同じ心理が働くと思います。

……ということで、一番最初の8.6%には、実はこういった人たちが含まれているのではないか、というのを書いていたのですが、違ったようなので消しました。ただ、上の数字に含まれていない人の中に(もしくは含まれている人の中に)、そう思っている人もいるのではないかと思って、修正して載せてみました(そもそもネット上の何%がそういったマルチをやっているかデータがないので何とも言えませんが。ノイジーマイナリティーっぽいからなあ)。まあ、楽して稼ぐ方法なんてないってことですね。

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