死語の蘇生

タイトルは誤字ではないです。
こんなページがありました。

死語どっとコム

これは、読んで字のごとく「死語」を集めたページです。物書きの参考になるだけではなくて、見ているだけでもなかなか面白いです。
言うまでもなく死語の定義はWikipediaによると、「かつて使われていた単語で、今は使われなくなったもの」ということです。これはうっかり使おうものなら、「え?それどういう意味」と思われるならましな方、ひどくなると場をしらけさせたり、陰口をたたかれたり、人格まで疑われかねません。それは今、レイザーラモンHGの「フォー!!」やら小梅太夫ネタを堂々とやるくらい(HGの場合はプロレス会場ならよさげですが)。

しかし、あまりに古すぎると、逆にそれが一回り上下してまたOKになる場合というのが存在します。それには『流行語として登場したけど使い古された。だけど、時間が経つにつれて流行語としての意識がなくなり一般的につかわれるようになった場合』、それに『流行語として登場したけど使い古された。だけど、時間が経つにつれて一周してまた面白くなった場合』です。

前者『流行語として登場したけど使い古された。だけど、時間が経つにつれて流行語としての意識がなくなり一般的につかわれるようになった場合』は、上のリンク先では死語とされている「グッジョブ」や「グラマー」、「スタンバる」などが当てはまるかと。すなわち、流行語で使うのが流行る→流行遅れになり使うのを躊躇う→もはや流行云々ということも忘れられ手普通に使われるようになる、というプロセスです。もちろん完全に使わなくなった言葉もありますけどね。

そして後者『流行語として登場したけど使い古された。だけど、時間が経つにつれて一周してまた面白くなった場合』は、お笑い系に顕著です。おそらくクレイジーキャッツのネタ(昭和3〜40年代)を昭和の50年代にやっていたら白けられたと思いますが、今谷系が「ガチョーン!」とやると別にそれはOKになってます。チョーさんの「おいっす!」とかもそうですね。

今ならそうですねえ……「チョベリバ」なり、「チョーMM」「だっちゅーの」などといった1990年代の流行語をもし2000年初頭に言っている人がいたらかなり寒くなったものですが、逆に今言っている人がいたら、ある意味面白さを感じませんか?それが面白い→面白くないときてまた面白いと「一周した」わけです。(あとどうでもいいですが、私の周りでは「チョーMM」より「チョーMMR」のほうが流行ってましたね)。意味は不明。


しかし、この死んだものが一周して面白くなるっていうのは言葉だけではなく、マンガ作品などにも言えると思います。たとえば当時はいたって真面目だった『男坂』のラストシーン、『アストロ球団』、それに『魁!男塾』の戦闘シーン&民明書房を見ると、当時とは別の意味で面白さがあると思いませんか?
ですので、現在は何かと評判の悪い「タカヤ」とかも数年経つと、かえって一周した面白さが出てくる可能性ってのは否定できないかも。言葉でも、無理矢理作ったっぽい言葉(例・ネットイナゴ)は、数年経つといろんな意味で笑えるものになっているかもしれませんね。


どうでもいいけど、今日のネタってなんだか『さよなら絶望先生』に出そうな(もしくはすでに出たっぽい)ネタだなあ……ま、いいか。