○×4通りの組み合わせ理論

ゼークトの組織論と言われているものがあります。それは以下のようなもの。

軍人は4つに分類される

1.有能な怠け者 前線指揮官に向いているといわれる。
 理由は主に二通りあると言われ、
 1つは、怠け者であるために部下の力を遺憾なく発揮させるため
 1つは、どうすれば自分が楽をできる(=軍隊としても)勝利を考え
 るため
2.有能な働き者 参謀に向いているといわれる。
 理由は勤勉であるために自ら考え、また実行しようとするので
 部下を率いるよりは参謀として司令官を補佐する方が良いと
 いわれる。また、あらゆる下準備を施すため
3.無能な怠け者 総司令官、または連絡将校に向いているとも、又は下級兵士。
 理由は自ら考え動こうとしないので、参謀や上官の命令どおりに実行するため。
4.無能な働き者 処刑するしかあるまい。といわれるほど・・・。
 理由は働き者ではあるが、無能であるために間違いに気づかず進んで
 実行していこうとし、更なる間違いを引き起こすため。


(引用:Wikipedia ハンス・フォン・ゼークト

これ、有能・気力アリを○、無能・無気力を×とすると、4種類の組み合わせに分かれるわけですよね。それはすなわち

1=○−×
2=○−○
3=×−×
4=×−○

という感じで。


さて、この○と×の組み合わせにおけるものって、他の分野でもいろいろある気がします。例えば以前ゲームミュージックなブログのほうでこんなのを書きました。

 ■寿司におけるシャリとゲームにおけるBGM - GMDISC.com~ゲームミュージックなブログ~

これは以前『美味しんぼ』で見た寿司のネタとシャリ(もしくはハンバーガーのパンとパティ)の話から引用しました。つまりはこういうこと。(わかりやすいように元エントリーから順番を書きかえます)

1=旨いネタとまずいシャリ……ご飯の旨味でネタの味がわからない
2=旨いシャリと良いネタ……最高
3=不味いシャリと悪いネタ……それなり
4=不味いシャリと旨いネタ……最低の評価

1=良い音楽とつまらんゲーム……「音楽だけ」はいいゲーム
2=良い音楽とと面白いゲーム……最高
3=悪い音楽とつまらないゲーム……まあ悪いなりに……
4=悪い音楽と面白いゲーム……ゲームぶちこわし

ってなところです。

さて、対象を人間にもどしましょう。さっきは「有能」or「無能」、「気力あり」or「無気力」で分けましたが、こんな分け方も出来ると思います。

1=有能で、自分が有能ではないと思っている人
2=有能で、自分が有能だと思っている人
3=無能で、自分が有能ではないと思っている人
4=無能で自分が有能だと思っている人

実はこれの場合1のほうがなんだか嬉しいですが、消極的になって実力を発揮できない分、2のほうが上かなあと。
3はこの場合は無能ですが、「判断力がある」という点においてはあながち無能ではないと思います。まあ4は最初の軍隊と同じく手が付けられませんな。


さて、これは個人のことだけではなく、ある意味人間関係でも言えるのではないでしょうか。たとえばこんなものです。

1=仕事相手が有能だった。しかしこちらは無能だと思っていた。
2=仕事相手が有能だった。しかしこちらは有能だと思っていた。
3=仕事相手が無能だった。しかしこちらは無能だと思っていた。
4=仕事相手が無能だった。しかしこちらは有能だと思っていた。

さて、1の場合はなんとなくあきらめていたところに恵みがあったようでいい感じです。ただ、やはり思っていたことと差異が出るってことはどっかでずれを生むことがあるので、最良ではないと思います。ただし、嬉しさはこの中で一番でしょう。2は文句なし。一番いい感じです。
3は、一番酷そうに見えますが、実はそうとわかっていれば対策の練りようがあるので、どうにかなるものです。もちろん仕事量は増えますが。
一番酷いのは「有能と思っていた人が無能」のパターン。最悪です。この場合無能と最初から思っていた通りに出来ていた対策も出来ていません。よって物事が破綻する可能性が高いです。しかも精神的ダメージが半端じゃありません。

まあ、共同作業をされた方なら、このようなことは1度は経験されたことと思います。相手を見る目って需要だなあと思います。

しかしどの場合も一番数的に一番多そうなのって4なんですよねえ……ああ不条理だ。


さて、今日はなんでこんなことを書いたかというと……まあその4番にあたってしまったわけですな、ははは……って笑う気にもなれんわ。(一応言っておきますけど、GM関連とか公表されている仕事ではありませんよ。全く別のところです。まあもう表には出ないでしょう)
それをそのまま書くのは工夫がないですし、ましてや実名入りとかでこういった場所で愚痴をこぼすのも自分が4になりそうなので、こんな形で書いてみました。(仕事をするときの留意点とか書こうとも思いましたが、もっとうまい文章をSEさんとかが書いてそうだし)まあこんなことをしている時点で4かも。

まあネタになったかと思えばいいか。高いネタ代だけど。

ま、こんなことを書いても、あっちはこちらのことを無能だって思っているでしょうけどねえ。当然こっちにとっては不本意且つ不条理ですが、それを相手も感じてないとはいえないわけで。自分を客観評価するのって(私も含めて)難しいですな。私が無能でないことを証明することも出来ないし、本当に無能かもしれないですしね。ま、各人有能無能は併せ持っているとは思いますけどね。難しいですわな人間関係って。